Ironman World Championship 2018 10/14 Day8

※フアラライ山の上の大きな空

7:30

起床。前腿に少し筋肉痛を感じるが、それ以外は殆ど疲れを感じない。でも、きっと内臓には大きな負担がかかっているはず。

朝食をとった後は、ハワイ島の気持ちの良い日差しを浴びながら、ゆっくりとバイクを片付け。犬が遊んで欲しそうな顔をしてボールを持ってくるので、投げてあげる。

15:00

空港に早めにバイクを預けに行く。バイクを預けると、レースが終わった印象が強まる。

16:00

アワードパーティーまで少し時間があったので、再びマニニオワリビーチへ。ビーチに折りたたみの椅子を広げて、買ってきたハンバーガーを食べながら海を眺める。心も体も休まる。途中、アザラシの鳴き声のような音を聞いたが、探しても見当たらない。今回はウミガメもアザラシも見ることは出来なかった。

マニニオワリビーチの入り口から見えるマウイ島

18:00

アワードパーティー開始。ウェルカムパーティーと同じく、コナで知り合った同じ歳の日本人選手とその御家族と一緒に食事。レースの結果やこれからの予定などについて話す。彼が参加している練習会にも誘っていただいた。住んでいる場所は少し離れているが、同じ関東圏なので是非一緒に練習したい。こういう新しい出会いに恵まれて、参加して本当に良かったと思う。

食事が落ち着いた頃にフラやファイヤーダンスが始まり、その後、アイアンマンの生き字引とも言えるボブさんが、今回のレースについて、完走率などの統計結果や、印象的な完走者を紹介する。どの人もアイアンマンのテーマであるAnything is possibleを体現したような人々。

それが終わると、いよいよ年代別カテゴリー毎の表彰。若い年代から順に表彰され、自分と同じM35-39カテゴリーの番。優勝したDan Plews選手はエイジグルーパーのコース新記録となる8時間24分という驚異的なタイムで完走。彼は、Terenzo Bozzoneなどのトッププロ選手のコーチを務め、オークランドでスポーツサイエンスの教授を務めている(彼のコーチングサービスのサイトにあるブログに練習内容が公開されているので熟読必須だ)。

M35-39カテゴリーのトップ選手たち

表彰の年代が上がると隣のベルギー人の集まりが盛り上がる。20人くらい集まったテーブルは同じチームのようで、そこから3人以上が表彰台に立っていた。レベルの高い選手同士で練習しあえる環境が羨ましい。

そして最後に85歳以上のカテゴリーで初めて制限時間内に完走した稲田さんの表彰。1000人以上集まっていると思われる会場全員がスタンディングオベーション。同じ日本人としてとても誇らしい気持ち。コナで何度も耳にした「inspiring」というのはこういう事なのかと感じる。

エイジグルーパーの表彰が終わると、男女のプロカテゴリーの表彰。それぞれトップ10が表彰台に上がる。女子選手は全員綺麗なドレスに着替えて、レースの時とは全く違う雰囲気。

チャンピオンのRyf選手とLange選手がスピーチをする。二人とも少し緊張している印象。一緒にレースして表彰台に立った仲間を讃え、家族やファン、ボランティアや地元の人に感謝を伝える。そして、表彰台に上がった選手全員に大きな拍手が送られて、アワードパーティーは終了。

21:30

帰りにKTAで地元のビール”Big Wave”を買って帰る。アワードパーティーでたっぷり飲んだけど、レースも終わったし、これまで2ヶ月ほどほとんどお酒を飲まなかったので、飲みたいだけ飲んだ。

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