Boston marathon / Tim Don

川内優輝選手の優勝が注目されるボストンマラソンですが、アイアンマンの世界記録7時間40分を持つTimDonも、昨年のコナ直前の交通事故から少しずつリハビリを始め、2時間49分で完走したとのこと。40歳になる彼の世界トップを追求する姿勢に力もらったので共有します。1番でないといけないという飽くなき追求が良い方向に進むよう祈っています。

<昨年の怪我と治療について>

コナの3日前、練習中に交通事故で首の骨を骨折。いくつかオプションを提示されたがプロ選手として続けるにHalo(ハローベスト)による治療を選んだ。この治療は頭部を固定するために頭蓋骨に穴を開けてネジで固定する。痛みがひどいようで、それもそのはず、ネジは8ニュートンの力で締めるとのこと(バイクのシートポストのネジを締める力が一般的に4から5ニュートンなのでその強さを想像するだけでゾッとする)。事故後、3週間はずっとソファーで座って寝て、3週間後に練習を再開した。自分が出るはずだったコナの様子をSNSなどで見るのは辛く、レースに復帰できるのか、復帰できたとしてどのレベルでやれるのか、とても心配だったが、何もしない状況に耐えられず60ワット5分のバイク練習から始めた。

<ボストンマラソン後のインタビュー>

http://www.triathlete.com/2018/04/news/tim-don-crushes-boston-6-months-kona-crash_320824

I have no idea if this is going to work,” he said of his efforts to return so quickly. I just know I need to give it a go because were all trying to be faster than each other, and while Im here, theyre trying to beat my world record. I just dont want to be second in the world. I want to be the best-best, no matter what, and Ill do whatever it takes.

早期に復帰するための努力が上手くいくのかわからない。でも挑戦しないといけないという気はする。なぜなら、僕たち(トッププロ選手たち)はお互いにより速くなるために努力しているから。僕がここにいる間も、彼らは僕の世界記録破ろうと試みている。僕は単純に世界で二番目になりたくないんだ。ベスト中のベストな存在になりたい。何があっても、なんとしてでも。

<アイアンマン世界記録後のインタビュー>

https://www.slowtwitch.com/Interview/Tim_Don_-_Ironman_record_smasher_6381.html

現在、ランとバイクを別のコーチから指導を受けている。バイクのタイムトライアルに特化したコーチで、機材やペーシング、レース戦術、そして自信を持つことにおいて重要な役割を果たしてくれた。今回世界記録を出したアイアンマンブラジルに向けて初めてアイアンマン向けのバイクトレーニングを積み、それは今までよりきつく具体的な内容だった、とのこと(今までは70.3向けのトレーニング)。
Timの体重は63.5kgで他の選手よりずいぶん軽いが、それは大柄の選手より空気抵抗が少なく必要な出力が低くて良いということ。コーチからその点についてアドバイスを受け、目標の数値をトレーニングで叩き出すことができ自信になったとのこと。コーチは他の選手の公開されているレースの出力と推定体重から、アイアンマンで競争力ある状態になるために体重1キロ当たり4w、すなわち63.5kgなら254wを目指すように指導した。

https://www.on-running.com/en-gb/articles/tim-don-breaks-the-ironman-world-record

ちなみにTimの最も思い出深いランはマンチェスターの10kmマラソンを2856秒で走ったこと。これはゲブラシラシエに52秒遅れのタイムだったとのこと。速い。。。

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