レースまであと2週間ですが、先週はなかなか疲労回復出来なかったため、週末の練習メニューを大幅に減らさざるを得ませんでした。練習量や強度は大した事なかったのですが、睡眠不足やストレスが影響していたのかもしれません。それでは、詳細です。
葉山OWS練習
今年のケアンズに一緒に出場する同僚と葉山でOWS練習をしてきました。海でウェットスーツを着て泳ぐのは1年ぶりくらいでしょうか。約4100mをレースペースを想定して泳ぎました。
Garminでどこまで正確に計測できているかわかりませんが、平均ペースは1:48/100m。350mくらいでブイをUターンするコースだったのと、エマージェンシーフロート(貴重品入れにもなる浮き輪)を引っ張りながら泳いだので、レースでは1:45/100m(3.8km 1時間6分)くらいかなというところです。もちろん波の状況によりますが。
一方で泳ぎながら改善点も見えてきました。
- 右呼吸でプッシュを最後までやれてない事多い(呼吸時に頭だけ無理に水面から出している)
- 右リカバリーの手が前に戻る前に左をプル始めている(推進力生みにくい)
- 左ローリングが浅く右腕が前に伸びてない
- キックしておらず下半身沈む
残り2週間のプールでの練習で少しでも修正したいと思います。
疲労蓄積
先週は休息週にも関わらず木曜日までほぼいつも通りの負荷と量を練習してしまい(スイムについてはむしろ増やし)、また直近2週間は睡眠時間が6時間半ほどで、途中トイレに目覚めてしまうなど、睡眠の質も低かったと思われます。
その影響か、土曜日の海練習の出発前にバイクでSSTをしようとしたら、250wを2分以上維持する気力が起きずに断念。また、海練習後に葉山のアップダウンのある海岸沿いを8kmほど走りましたが、4:30/kmペースが一杯一杯。日曜日も疲労が抜けておらず、状況確認のためにSSTに再度トライしたものの大幅に時間を短縮せざるを得ない状態でした。
Trainingapeaksでは十分体力回復できているステータスですが、睡眠不足やその他のストレスからくる影響については反映出来るわけではないので、自分で補って調整する必要がありますね。
残り2週間でどれだけ疲労回復させられるかがテーマになりそうです。
Andy Potts & Sarah Piampiano
先週紹介したAndy potts選手がIronman Brazilで見事優勝したそうです。また、女子では同じく40歳近いSara Piampiano選手が優勝。年齢を重ねても世界トップレベルのパフォーマンスを発揮できる選手の考えや取り組みを参考にしたいなと思いました。
ちょうどSarah Piampiano選手による記事があったので紹介です。
「40歳近くなって変えた6つの事」
40歳近くなって様々な点で身体の衰えを感じるが、練習でもレースでもパフォーマンスは今までよりも向上している。歳を重ねることは必ずしも遅くなることを意味しない。
- 練習でもレースでもウォームアップの時間が長くなった(レース前は25分ジョグすることも)
- 一回の練習量を増やしつつ、練習総量は減らした(間に休息日を入れつつ)
- 高負荷練習の間の回復をより計画的に取り入れるようになった(回復が間に合わず高強度練習の効果を得にくくなったから)
- 栄養摂取や睡眠、回復の優先度を高めた(若い時は何食べても、多少睡眠不足でも問題なかったが)
- 身体の状態を最新の機器でモニタリングし始めた
- マッサージなどの身体のケアを増やした