エリウド・キプチョゲ 成功を語る(Eliud Kipchoge on success)

先週のロンドンマラソンはキプチョゲ選手が優勝しました。トライアスロンを始めてからはマラソン選手やレース情報を全くフォローしていなかったのですが、先日Youtubeで見たキプチョゲ選手の「成功するための要素」という話がとても興味深かったので共有します。

彼は2012年までトラック競技を中心に活動し、アテネ・北京両五輪の5000mで銅・銀メダルを獲得。2012年のロンドン五輪の出場を逃した後はマラソンに転向し、その後はリオデジャネイロ五輪を含む10レースで9勝と圧倒的な強さを見せています。Nike42.195km2時間未満で走るプロジェクト”Breaking2”にも挑戦しています(結果は2時間25秒)。

彼は、1984年ケニア西部生まれで、物心つく前に父親を亡くし、母親と4人の兄姉とともに育ったそうです。経済的な事情で中学校までしか行くことができなかったものの、近所のPatric Sangというコーチにランニングを習い、2001年からクロスカントリーの国内大会で勝ち始めました。そして、そこでの実績が認められ、ヨーロッパの大会に呼ばれるようになりトラック競技のキャリアを始めたとのことです。(https://www.iaaf.org/news/news/eliud-kipchoge-still-only-a-rising-star

スピーチを見る限り決して話が上手というわけではなさそうですが、間を置きながら、特に重要な話は繰り返して語る姿は魅力的です。(成功の要素について語っているのは動画の11分くらいからです)

成功するための要素 エリウッド・キプチョゲ

1. Self discipline
自己規律とは、やりたいことではなく正しいことを行うということです。自己規律を備えた人だけが、人生において自由になれるのであり、それがなければ気分や感情の奴隷になります。『木を植える最良の時は25年前、二番目に良い時は今日』という言葉があります。今日、自己規律の木を植えましょう。

2.Very well preparation and well organized
勝利や成功は重要ではありません。重要なのはいかに計画し、準備するかです。それができていれば勝利や成功は向こうからやってきます。計画を立てたなら、それに沿ってうまく仕上げましょう。

3. Think positive
前向きに考えましょう。そうすれば、正しい方向に向かって進むでしょう。アリストテレスの『働く喜びが仕事を完璧なものにする(Pleasure in the job puts perfection in the work)』という言葉を忘れずに。

4. Working with people
チームワークを大事にしましょう。今日、私がここに立っているのもチームワークのおかげです。

5. Consistency
成長のカギは着実さ(目標達成のための取り組みの一貫性)にあります。やる気と自制心が一緒になれば、それを身につけることができます。

6. Being comfortable with being out of your comfort zone
快適な領域から抜け出すことを問題と思ってはいけません。どんな状況においても変化を受け入れましょう。

7. Believing yourself
ビッグレースで勝つには5ヶ月間の練習が必要です。スタートラインに立ったとき、私はその5ヶ月間を思い出します。すると心が「私は最速で駆け抜けるための最高の練習をしてきた」と教えてくれます。そして私は伸び伸びと走れるようになるのです。。

2 Comments

  1. […] んだのと、11月のマレーシア後はさすがに休みたいと思ったのが理由。Kipchogeの言う「Consistency(一貫性・着実さ)」がない状態でやってきた。でも、そろそろ練習を10月に向けて増やし、 […]

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  2. […] リンマラソンで2時間1分の世界記録を出したキプチョゲ。その前日に、徹底した自己規律の人として、彼のマラソンに対する姿勢が紹介されていた。(以前紹介した本人の講演はこちら) […]

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