来年10月のバルセロナにエントリーした。初めてのヨーロッパのレースなので、レース以外も楽しみたいと思う。と言うことで予習としてカタルーニャ料理にトライした。今回はトライアスロンとは関係ない、ただの素人の料理話です。
週末のスイムスクールにバルセロナのレースに出場された方がいたので、お話を伺ったところ、料理が安くて美味かったとのこと。
来年のレースは家族と一緒に参加する予定なので、レース後に少し余裕を持って、現地の料理を楽しみたいし、出来ることなら現地の材料を使って料理もしてみたい。買い出しでローカルなものに触れる時間が多いからか、私の場合、料理をすることで、その土地を満喫した感じがグッと高まる。
と言う事で、予習のためにカタルーニャ料理を作ってみた。
以前、熱心にパエリア作りをしていた頃に、スペイン料理家の丸山久美さんの本(『週末はパエリャ名人』)を参考にしたが、カタルーニャ料理の本(『カタルーニャ地方の家庭料理』)も出されていたので、今回も参考にさせてもらった。
ちなみに、7-8年前に、妻と一緒に丸山久美さんのパエリア料理教室にも参加したことがある。ハイトーンボイスの、不思議な感じの楽しい方だった。
今回試したのは、イカスミのパエリア、黒むつの塩釜焼き、ほうれん草の炒め物、そして牛乳のデザートの4つ。
パエリアはスープから作るので少し時間がかかるものの、材料をぶつ切りにして煮詰めるだけなので、一度手順を憶えると簡単だ。丸山先生が言うには、パエリャは家族全員で畑仕事をした時に、おじいちゃんがみんなのためにありあわせの材料で作った料理と言うイメージで、作り方は雑で良いとのことだった。
黒むつの塩釜焼きはオーブンに入れるだけで、ほうれん草の炒め物は炒めるだけ。いずれも簡単だ。
唯一、牛乳のデザートだけは、水分を抜くのに時間がかかったので注意が必要。でも、時間をかける価値のある美味しさだった。
全て駅前スーパーで買える食材を使い、料理も同時並行で進められるメニューだった点も良かった。(イカ墨は入手しにくいかも知れない。塩釜焼きは鯛の予定だったがなかったので黒むつにしただけで、鶏肉や豚肉でも良いらしい。)
今回料理してみてカタルーニャ料理が好きになった。また作ろう!