IRONMAN Barcelona 予習と計画的偶発性

来年10月はIRONMANバルセロナに出場したい。これまでケアンズとマレーシアのアジアパシフィック地域のレースに複数回出たので、次はヨーロッパへ。予習を兼ねて週末に開催されたレースを観戦した。それでは詳細です。

IRONMAN Liveの解説によると、IMバルセロナは3000名以上が参加する最大規模のアイアンマン レースで、アイアンマン 形式となってからは今年で6回目とのこと。場所はバルセロナ中心地から海沿いに50kmほど北に位置するCalella(カレーリャ)。海辺のリゾート地でスポーツを楽しむのに最適な場所とのこと。

コースはフラットでスピードも出やすいようだ。この日のレースの優勝者は7時間45分の好タイム。M40-45カテゴリーもトップ3が8時間代。これはコースの条件だけではなく、参加者が多くハイレベルな選手が参加しているということかもしれない。

天気は曇り空のようだったが、ライブの途中で紹介されるプロ選手のインタビュー映像では、このレースは気温も高すぎず、景色も食事もよく参加を楽しみにしている大会とのコメントがあった。まだ、エントリーは始まっていないが、私の中で来年後半のレースの第一候補になった。

その他のインタビューでは、2013年のアイアンマン世界選手権チャンピオンのリルデ選手のコメントが印象に残った。

既に選手としてのキャリアの終盤に来ていることを自覚していているとのことで、残りの期間で一つでも多くの勝利を積み重ねたいと考え、4月の時点で今年の世界選手権をスキップする事を決めたそうだ。

キャリアの終わりを意識しているというリルデ選手

でも、最終的には2位だった。これが勝負の世界の厳しさ。

自分のキャリアの終わりを意識するのはいつどういう時だったのか。終わりを感じながらレースに臨む時、何を考えるのか。勝てなかった事をどう受け止めるのか。次のレースに向けて何を考えるのか。そして、引退した後も続く人生をどう生きるのか。もし、来年会う事ができれば直接聞いてみたい。

同じcervelo P5 discに乗っている点で応援度合いが急上昇した

話は変わって、土曜日は妻のハーフマラソンを応援する予定だったが、長男が風邪で娘と3人で留守番。家で一緒に工作を楽しんだ。

バルセロナと言えばガウディの建築群。代表的な作品であるサグラダファミリアで主任彫刻家を務める外尾悦郎さんの本に、ガウディは模型を多用したという話があった。実際に見る前にそのイメージを膨らませておくと、感動の度合いが高まるかと思い、写真を見ながら工作。思いつきで作ったので、改めて見ると素人感満載だが、作る過程が楽しかった。

いらなくなった箱で骨格を作るところから面白い
娘の折り紙の中にぴったりの色があった
塔の穴の数やそれぞれの大きさの違いまでは再現しなかったが、観察するだけで楽しい
もはや気分はガウディか外尾悦郎。作り終えて気づく改善余地に新たな創作意欲が湧いた

気まぐれで作り始めたが面白かった。40代後半もトライアスロンを今と同じスタンスでやっているかというと、多分そんな事はなさそうだ。どこかのタイミングでさっぱりやめるだろう。その時は方向性を変えて文化系、芸術系の趣味を楽しもう。

と言う事を考えるのは、自分もそろそろトライアスロンの終わりを考えながら、練習やレースに臨む時期に来たということなのだろう。リルデ選手と同じだ。

こう言う時は、焦らず自分の好奇心が赴くままに行動し、「それをやろう」と思いついてしまう瞬間を待つことにしよう。今までの経験を振り返るとキャリア論の研究者、クランボルツの言う「計画的偶発性」の考え方がしっくり来るし、助けになってきた。(キャリアの大半は偶然に左右される。それらの偶然の出来事、予期せぬ出来事に対し、最善を尽くし対応することを積み重ねることでキャリアが作られる。予め計画して達成に必要な事を積み上げていくのではなく。)

『その幸運は偶然ではないんです』(クランボルツ著)

計画的偶発性理論上

新しいバイクを買ったばかりなので、一瞬、やめるのは元をとってからにしょうとか考えそうになったが、それはもう戻ってこないサンクコスト。サンクコストを取り戻そうとして、ズルズル投資し続けるのが事業運営の典型的な失敗なので、そうならないようにだけは気をつけようと思う。

1 Comment

  1. aina tanaka
    2019年10月15日

    多才だなぁ!

    返信

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