2019/7/15 week29(TRION夏合宿)

トライアスロンチームTRIONの夏合宿に参加させていただきました。ハイレベルなアスリートと一緒に練習することができて、自分への要求水準を上げる機会になりました。それでは詳細です。

TRION夏合宿 本栖湖

ケアンズでお会いしたTRIONの方に御誘い頂き、一泊二日の合宿に参加してきました。

私と同じく初参加&ゲスト参加のSさんと車で本栖湖まで向かいましたが、途中、高速道路で山梨県警の覆面パトカーにスピード違反で取り締まって頂くという想定外の出来事で始まった合宿は、TRIONメンバーとゲスト参加者が合計20名ほど。KONA出場レベルの方々や国内ミドル・ロングの入賞レベルの方が数多く集まっていました。

1日目はバイク130kmにラン16km(20km走った方も多数)。クールダウンのスイム500m。2日目はバイクのメカトラブルで練習に参加できなかったものの、本栖湖周辺をトレランされる方がいたので、約13kmを一緒に走りました(獲得標高800m程度)。他の方はバイク80kmとラン12kmほどを走ったようです。

また、1日目の夕食後には「反省会」があり、とても美味しい特別なビールを頂きながら参加者の皆さんと交流することができました。チームの方々のホスピタリティが素晴らしく、私は食べすぎ&飲み過ぎ&笑いすぎ、となりました。

合宿の練習内容

1日目のバイクでは、IMケアンズでエイジ優勝された竹谷さんのグループに入って走りました。ケアンズのバイクタイムは私の方が約30分遅いので、ついていけないのは分かっていたものの、自分との力の差やその距離感を直接感じたかったので無理して加わりました。

コースは1周約42kmで、途中に約11kmの登りがあるコースを3周回。2周した時点で一度休憩。1周目は、ペースを抑え気味だったのかもしれませんが、なんとかついて行くことが出来ました。しかし、2周目は登りの5分過ぎくらいからジワジワと離されてしまい、3周目登りは早々に離脱。データを見ると1周目登りがNP270wに対して、2周目NP258w、3周目NP232wと見事に落ち込みました。

後で竹谷さんに伺ったところ「ずっとアイアンマンペースで走っていた」とのこと。これが風が強かったIMケアンズ2019で4時間50分を切るレベル。そして、そのペースに遅れずについて行く方も複数名。当日のコンディション云々ではなく、明確なレベルの違いを感じました。

1周目はしっかりフォームを意識する余裕あり
2週目は開始5分くらいから徐々に遅れ始める。ケイデンスを高めて遅れを抑えるのに必死。
3周目は登る前から付いていくのは無理という負け犬マインドで始まり、結果もその通り。

バイク後のランは本栖湖一周12kmを各自のペースで走り、その後人によって4kmから8kmをゆっくりジョグする感じでした。最初の12kmは4:10/kmから4:15/kmで走りましたが、後でランニングダイナミクスを確認すると、上下動が7.7cmから7.9cm。いつもより1cm程度上下動が大きく、力んで無理やりスピードを上げようとしていたようです。ちなみに、先頭集団の方々は4:00/km前後だったようで、私は後半のジョグを4kmに短縮した第一号。ランでも力の差を感じました。

千切れる映像

今回の合宿の一番の収穫は、自分が徐々に千切れて行く時の映像です。苦しい時に少し離されかけて、それでも何とか集中力とフォームを保って粘ろうとするも、徐々に距離が開いて行く時の、あのゆっくりとした映像です。

普段、一人でインドアで練習していますが、練習に集中できる分、まだ余裕のある強度や量で留まっている感覚があります。レベルアップのためには、10%と言わず、2-3%でも強度やペースを上げると変わってくるんじゃないかと思っています。そういう時に、今回の千切れていく映像を思い出すと、頑張れる気がする。そういう感じです。

TRIONの皆さま、ありがとうございました。

2日目のトレイルランでは広がる樹海と富士山が綺麗だった。
山道はしんどいけど、気持ちいい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください